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  • 執筆者の写真Mariko Watanabe

価格改定のお知らせ 2021年10月14日より 



 タルマーリーを支えてくださる皆さま、いつもありがとうございます。

 

 早速ながら、当方では価格維持のための努力を続けてまいりましたが、コロナ禍の影響を避けられず、現行価格でのご提供が困難となっております。


 つきましては大変心苦しいのですが、パン、ビール、カフェメニューなど自社製品について、全面的に価格を改定させていただきます。


価格改定の理由は、コロナ禍による ◆店頭来客数の減少 ◆パン出荷量の増加 です。


 タルマーリーでは製造したパンをすべて無駄にせず、フードロスをなくすシステムを構築しています。具体的には、毎週しっかり製造計画を立て、それでも店頭販売で余ったパンは全国のお客様に発送します。


 2020年からのコロナ禍によって、ご来店いただくお客様が大幅に減少した一方、お取引先、通販やパンレスキューのお客様のお力添えにより、パンの出荷量は増加しておりますが、それでも全体の収益は縮小しているのが現状です。


 パンの出荷はすべて手作業ですので、多くの手間と時間がかかります。パン職人は午前3時から製造作業を始め、昼くらいまでにすべてのパンを焼き上げます。それから販売スタッフは、焼き上がった熱々のパンを完全に冷ましてから、ひとつひとつ梱包して商品シールを貼ります。ヤマト運輸が15時頃に集荷に来るため、急いで伝票を作成し、箱詰めまでの全ての作業を完了します。

 このように、店頭で販売する場合の簡易包装と比べ、パンの出荷には多くの人手と梱包資材(個包装用の袋、段ボール箱、ラベルシール、ガムテープ等)が必要となります。コロナ禍でパンの出荷量が大幅に増えたため、それだけコストも増大しているのが現状です。


 しかしタルマーリーはこれからもこの地域で、より良いモノづくりができる体制を維持していきたいと考えています。引き続き、なるべく近隣で生産された原材料を正当な価格で仕入れ、正当な価格で販売します。そして、働きやすく再生産可能な労働環境を整備するため、今後も多くの設備投資が必要です。より高品質なパンやビールを皆さまにお届けしながら、さらに次世代の職人を育成し、持続可能な事業体を維持していく所存です。

 つきましては、10月14日よりすべての自社商品について価格を改定させていただきたく、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


※この価格改定により、通信販売のパンの梱包手数料は廃止いたします。


タルマーリー オーナー 渡邉 格・麻里子

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